2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2020年9月27日日曜日
糸島市内で開かれている、「中村哲医師をしのぶ会」パネル展に出かける。 No.57
9月25日、自宅から車で15分、前原地区にある糸島市人権センターのロビーに展示されている中村さんの展示を見に出かけた。
この企画は、糸島市の「中村哲医師のしのぶ会」が9月15日から19日まで同センター会議室で、中村哲医師の活動記録のパネル展示とDVD上映としのぶ会を行ったもので、1階ロビーでは9月末まで各新聞社の記事を主とした展示が行われていた。DVD上映もしのぶ会も15日で終っていたため、私が見ることができたのは1階のロビーでな展示だけだった。
こうして各紙の記事を一覧で見るだけでも、強く深く伝わってくるものがあり、台紙に記事の一つ一つを張り付けて、このように展示することも大切なやり方だと思えた。
〈写真がうまく挿入できないため、他日、掲載します〉
中でも目を引かされたのが,昨年8月2日糸島市で開催された中村さんの講演会の時の写真と、当日の参加者の声が、年代別に整理され展示されていたものだった。
その日の講演会は、中学生がたくさん参加していた。彼らは学校で事前に、中村さんの活動の記録をDVDでみたり、本などで調べたりして参加していた。会の後半では10数名が壇上にあがり、それぞれが中村さんに質問して、それに丁寧にこたえる中村さんは、いかにも嬉しそうにみえた。毎年糸島で、中村さんを迎えて話を聞く場を作られている主催者の取り組みの細やかさを感じ、私自身も何ともうれしい集いであった。会の終了後も中村さんと中学生たちとの場がもたれていた。
いつもだと、講演が終ったあと中村さんに挨拶の言葉だけかけたりするのだが、地元の人が一人でも多く声掛けされればいいいなと、この日は声をおかけするのを控えていた。この場が中村さんの声をきくことができる最後の場となるとは思ってもみないことだった。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿