2020年6月18日木曜日

いよいよ田植え 自然農の米づくり ④ No.53

朝日とともに
2枚目、終了めざして(6月18日)
今年で14回目の田植えだが、今年は6月11日に始めた。これまでで一番早い。といっても、これが一般に行われているやり方だ。

私がやっている自然農での米づくりで、慣行農業との一番の違いは、耕さないということだ。そもそも、田畑の仕事と言えば、耕作する、耕すとことだと思われているのではないだろうか。今、近所、周辺の田んぼでは朝早くからトラクターで土を掘り起こし反転してから、あぜぬりや代かき、そして田植えが行われている。

私の場合は、田植えは田を耕すことなく、水を入れない状態で苗を一本一本植えていく。手にする道具はのこぎり鎌一つだけだ。

手前のあぜの上の竹には、40㎝間隔で10枚のテープを巻きつけている
向こうの端にも、同じ長さの竹をおいている

両端の同じ位置のテープにひもをはり、ひもに沿って苗を植えていく
ひもに沿って、30㎝間隔にテープをまいた竹をおき、
その目印ごとに植えていく(30㎝間隔)
隣の列とは40㎝間隔



左手の1枚目の田植え、終わる
6月11日に始め15日に終了、4日かかる。

一枚目、田植えが終わった田に水を入れ始める(6月15日)

6月18日、昨夜かなり雨が降っていたが、朝には小雨になっている。6時から田植えを始める。今月11日から始めたので、今日で8日目だ。無心にやっていると、ふと後ろに気配を感じたのだったか、後ろを向くと5,6メートル先に、今朝も田植え前にパンをやったカラスが畔の上にいて、小雨が降る中、こちらの気配を感ずるかのようにたたずんでいる。
一羽のカラスが見守る中、14回目の田植えを終えることができた。


庭先に、今年はじめての槿(むくげ)

むくげの蕾

今は一羽で

田植えをしているときは、写真をとることはできないが、おけらやアメンボや
とんぼや蝶、そして小鳥など、ミミズも・・生きものがいろいろ。時には作業を
やめて、カメラをとりにいくことも。いまはカエルたちの合唱がすさまじい。














0 件のコメント:

コメントを投稿