2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2021年3月5日金曜日
読書会の出前 始めます。 No.65
三瀬村で始まった読書会については、「図書館の風」No.61で少し触れましたが、
そこでの、何とも面白いひと時から、”読書会の出前”を、という思いもよらむ何かが
私の中に舞い降りた。ノドカフェに出かけた日、坂本さんにそのことを話したら、
「ここで、やりましょう」と、あっというまもなく、第1回目が始まることになった。
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こんなご案内(チラシの気分で)です。 ご案内の改定版をさいごの頁に掲載しています)
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読書会の出前 ― お声かけにより参上します
○ どんな読書会か (90分~120分)
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・1回きりの読書会です。読む本は決まっています。
『移動図書館ひまわり号』前川恒雄 筑摩書房 1988 絶版
夏葉社 2016 復刊(いずれでも、入手できる本)
〈本はノドカフェ・前原090-1852-1102で注文できます〉
〇会を開くにあたって
・人数 3人以上・かならず読んで参加すること・資料代1人300円
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〇どんな人に呼びかけをしているか
「図書館ってなんだろう?」 「図書館は何をするところ?」
「地域に図書館があるってどういうこと?」
「身近に図書館はありますか?」「図書館を利用してますか?」
「リクエストしてますか?」「図書館を使いこなしていますか?」
「今、図書館を利用していないのは、なぜですか?」「どんな図
書館がいいですか」《図書館に関心のある人・ない人 (と思っ
てる)人・だれでも》
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☆ なぜこの本か(著者の前川恒雄さんについては裏面に)1月、三瀬村
で、この本で小さな読書会をした時、一人一人の感想に驚きました。特に
図書館について考えることはなかったいう方が大半したが、「図書館っ
て、こんな歩みをしていたんだ」「図書館ってこんなことをするところ
なんだ」と、口々に、本ではじめてきく図書館の話に、その方のそれま
での図書館観の揺れを語りだしたのです。1冊の本のもつ大きな力を感
じさせられました。感想のことばの面白いこと!
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小さな場で、各自の図書館像を語りあう場をもってみたい、
一人ひとりのよりよい図書館の利用の仕方を語りあう
出前の読書会をと考えた次第です。
(お声かけ・ご注文は・・携帯またはメールで)
糸島市二丈・才津原哲弘(さいつはら):携帯090-5045-2559
メール:itokazedayori@gmail.com : www.kazedayori.jp
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第1回の日時・・・2021年4月2日(金)11:00~
場所:ノドカフェ(糸島市前原中央3-18-18-2階
☎ 090-1852-1102(休み:ほぼ月・木曜)
前川恒雄(前川・つねお)
1930年生まれ。〔1930.10.9~2020.4.10 89歳〕石川県出身。___
小松市立図書館、七尾市立図書館、日本図書館協会を経て、65年、東京都
日野市立図書館長。日野市助役を務めたのち、80年、滋賀県立図書館長、
90年から98年まで甲南大学文学部教授を務める。___________
著書に『前川恒雄著作集1~4』(出版ニュース社)、『新版 図書館の発見』
(NHK出版)、『われらの図書館』(筑摩書房)などがある。
【(『移動図書館ひまわり号』夏葉社 2016.7.15)より。
漢数字は算用数字に。生年および没年を注記。】
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前川恒雄さんは1965年、日野市で1台の移動図書館から図書館をはじめ、
翌年、2台目の移動図書館を運行するとともに、順次5つの分館をつくり
1973年に中央図書館、1977年に6館目の分館である市政図書館をつくった
日野市立図書館の初代館長。―――
「利用者に最も望まれている貸し出しが公共図書館の基本的サービス」
であることを図書館の運営の指針として、「いつでも」「どこでも」
「だれにでも」「なんでも」を目指す「市民の図書館」づくりを実践し、
「図書館が何をするところか」をだれの目にも鮮やかに示して、市民一人
ひとりの「図書館の発見」を促した。〈「リクエスト」は日野から始ま
った)〉――――――
1980年、滋賀県立図書館長として招へいされた。当時、滋賀県では50の
自治体のうち市や町の図書館は6館だけで、全国で最低位の図書館の状況
であったが、91年3月までの11年間で、「県立図書館は何をするところか」
を明らかにする実践とともに、県内公立図書館の利用度が全国でもっとも
高い地域となる道をひらいた。――――
【「日本の図書館革命は、実践的には、1965年9月の日野市立図書館の開
館で始まった。」(浪江虔『図書館そして民主主義』「図書館革命進行
中」〈この数値を見よ。〉ドメス出版 1996〉)
「日本の図書館革命は、実践的には1965年9月の日野市立図書館の開館で
始まった。翌66年度の資料決算額は1015万円であったが、人口7~8万の
他の23市(日野は7万6千)の平均は92万円で、日野はその11倍、一方
1千万円以上は6都府県、2大市、2大区(東京の)ですべて人口70万以上
であった。まさに革命といっていい。」
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読書会の出前 ご案内 改定版・表(最新版)2021.3.12 以下の通りです。ーーー
ーーー読書会の出前 ― わたしの・みんなの・地域の図書館を!
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〇どんな読書会か (90分~120分) 〈お声かけにより参上します〉
・1回きりの読書会です。読む本は決まっています。
『移動図書館ひまわり号』前川恒雄 筑摩書房 1988 絶版、
夏葉社 2016 復刊、(いずれでも、入手できる本で)
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〇会を開くにあたって〔本はノドカフェ・前原090―1852-1102で注文可〕
・人数 3人以上・かならず読んで参加すること・資料代1人300円
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〇どんな人に呼びかけをしているか
「図書館ってなんだろう?」 「図書館は何をするところ?」
「地域に図書館があるってどういうこと?」
「身近に図書館はありますか?」 「図書館を利用してますか?」
「リクエストしてますか?」 「図書館を使いこなしていますか?」
「今、図書館を利用していないのは、なぜですか?」「どんな図書館がい
いですか」《図書館に関心のある人・ない(と思ってる)人・だれでも》
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☆ なぜこの本か(著者の前川恒雄さんについては裏面に)1月、三瀬村で
この本で小さな読書会をした時、一人一人の感想に驚きました。特に図書
館について考えることはなかったいう方が大半でしたが、「図書館って、
こんな歩みをしていたんだ」「図書館ってこんなことをするところなんだ」
と、口々に、本で、はじめてきく図書館の話に、その方のそれまでの図書館
観の揺れを語りだしたのです。1冊の本のもつ大きな力を感じさせられまし
た。感想のことばの面白いこと!小さな場で、各自の図書館像を語りあう場
をもってみたい、一人ひとりのよりよい図書館の利用の仕方を語りあう出前
の読書会をと考えた次第です。 (お声かけ・ご注文は・・携帯またはメー
ルで)
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糸島市二丈・才津原哲弘(さいつはら):携帯090-5045-2559
メール:itokazedayori@gmail.com : www.kazedayori.jp(図書館の風)
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改定版(裏)
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前川恒雄(前川・つねお)―― 1930年生まれ。〔1930.10.9~2020.4.10
89歳〕石川県出身。小松市立図書館、七尾市立図書館、日本図書館協会を経て、
65年、東京都日野市立図書館長。日野市助役を務めたのち、80年、滋賀県立図
書館長、90年から98年まで甲南大学文学部教授を務める。
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著書に『前川恒雄著作集1~4』(出版ニュース社)、『新版 図書館の発見』
(NHK出版)、『われらの図書館』(筑摩書房)などがある。
『移動図書館ひまわり号』夏葉社より復刊 2016.7.15;『未来の図書館のた
めに』夏葉社 2020.12.25〈解説;島田潤一郎、「あとがき」前川文(前川
恒雄 長女):表紙・見返しの写真は漆原宏(1979.3.28日野市立中央図書館BM
「明るい日ざしのもとで」、1976.11.9同BM「見て、見て」)
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前川恒雄さんは1965年、日野市で1台の移動図書館から図書館をはじめ、
翌年、2台目の移動図書館を運行するとともに、順次5つの分館をつくり1973年
に中央図書館、1977年に6館目の分館である市政図書館をつくった日野市立図書
館の初代館長。「利用者に最も望まれている貸し出しが公共図書館の基本的サー
ビス」であることを図書館の運営の指針として、「いつでも」「どこでも」
「だれにでも」「なんでも」を目指す「市民の図書館」づくりを実践し、
「図書館が何をするところか」をだれの目にも鮮やかに示して、市民一人ひと
りの「図書館の発見」を促した。〈「リクエスト」は日野から始まった)〉
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1980年、滋賀県立図書館長として招へいされた。当時、滋賀県では50の自治体の
うち市や町の図書館は6館だけで、全国で最低位の図書館の状況であったが、
91年3月までの10年間で、「県立図書館は何をするところか」を明らかにする実
践とともに、県内公立図書館の利用度が全国でもっとも高い地域となる道をひらいた。
【「日本の図書館革命は、実践的には、1965年9月の日野市立図書館の開館で始
まった。」(浪江虔『図書館そして民主主義』「図書館革命 進行中」
〈この数値を見よ。〉ドメス出版 1996)】続きはwww.kazedayori.jp No.65
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この偶然は 何なのでしょう!?
返信削除2020年11月に前川さんの遺稿集を制作しているので 宏の写真を使わせて欲しいと連絡が入り、夏葉社の島田さんが訪ねてこられました。
その島田さんが11日に遺稿集とその時借りていかれたフィルムを返しに来られます。
才津原さんの「読者会の出前」の話をしたら 喜ばれる事でしょう。
不思議な御縁ですね❣️
このブログご存知かしら!
お会いするのが 嬉しくなります。
御報告まで! 漆原美智子
ほんとうに、びっくりしています。ふしぎ、ふしぎ。ご縁ですね。
削除漆原さんが1979年3月28日、42年前に撮られ、「明るい日ざしのもとで」とだいされた一枚の写真が、前川恒雄さんの遺稿集の表紙に‼
何といううれしい出来事でしょう。そして、今日、そのフィルムを島田さんが返しにきて、3人のお出会いがあるとは。すごいなあ。うれしいです。