2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2022年3月13日日曜日
久方ぶりの 本の出前 ”うみかえる”へ 3.12 No.85
1.「うみかえる」で。
コロナのため延期が続いていた深江海水浴場の入口にある「うみかえる」でマルシェが3月12日に
開かれ、風信子(ヒアシンス)文庫から、本の出前で出かけてきた。この日は昨日に続き上着の
いらない暖かい1日だった。自然農や有機の野菜やお米、八朔やレモンにハチミツ、手づくりの
クッキーやお菓子、メニューに見られる色んな食べ物、そして今回は幾人もの初めての出店者が
あり、遠くは宮崎県の高千穂から麻の実の粉など、初めて目にするものなどもあった。なんと片道
4時間かけて来られたという。
会場の様子や海辺の光景、そして”うみかえる”の2階のいつもの部屋に並べた出前の本の写真は
後日、ここに掲載しますが、(写真は撮っているものの、すぐに画面上に掲載できないため)この
日は、出前の本のある前や、外の会場でうれしい光景が見られた。絵本の読み語りが自然な感じで
行われていた。2階の場では、この度、石風社から45年振りに再版された長野ヒデ子の「とうさ
ん かあさん」も読まれていた。この絵本は長野さんの絵本作家としてのデビュー作でもある。読
んでいたのは、お菓子作って出店していた方だった。16時すぎ、マルシェが終わるころに外で始
まったのがマルシェの主催者である松浦さんの絵本の語り読み、「うえきばちです」(川端誠/BL
出版)、「ねえ、どれがいい?」(ジョン・バー人ガム/評論社)に子どもも大人もひきこまれる
ようだった。絵本の時間が終わり、そこここで片づけが行われているさなかに、宮崎から参加され
た方のギターと唄と、そしてこの時間に駆けつけてくれた東麻美さんの三線による合奏だった。何
より演じ歌い、奏でている2人の楽しさ、うれしさが、その場の子どもにも大人たちにも伝わって
きて、演奏が終わった時には歓声の声があがり、拍手がおこっていた。愉しいひと時が天から舞い
降りた。マルシェの店開きが延び延びになったこともあってか、この日はいつもよりは参加された
人は少なかったとのことだったが、それでも一期一会の場がそこここに生れていた。嬉しい時間が
そこにあった。私が途中、引きあげていた時に、青柳さんのミツバチのワークショップの時間もあ
ったという。私にとっては愉しい立ち話の時間を幾人もの方から授かった一日だった。
2.「ノドカフェ」への本の出前を3月1日に行った。報告が遅くなってしまったが、2か月に1度、
私自身が本の出前で出かける度に、うれしい何かを手渡される場だ。
今回は、ノドカフェでは「貸本」の場を広げたとのこと。「貸本」の棚も夏葉社の本などの「新刊」の棚も手に取りたい本が何冊も目にとびこんでくる。
ノドカフェでは、いつも地域の新たな動きや情報を知らされる。ノドカフェがある前原の旧商店街、ノドカフェから
数百メートル先に、新たな本屋さんができるとのこと。(3月開店?)、なんと昨年9月4日にオープンした「糸島の顔がみえる本屋さん」(通称:糸かお)の2階にできるとのこと。ノドカフェからの帰り道よってみた。まだ準備中で、人は
おられなかったが、表紙見せの棚が多くあり、その上に本がおかれているのを廊下の所から見ることができた。開店したらやってきて、どんな本やさんか報告したい。
ちなみに「糸島の顔がみえる本やさん」は、みんなで本を持ち寄り、みんなで運営するとういうもので、開店時、本棚(オーナー権)は80で、そのうち61枠(学生4,糸島枠12,一般枠19,遠方枠16)が埋まっているということだった。
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