2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2022年11月18日金曜日
福岡市長選挙 公開質問状(質問の要点) No.101
「図書館を楽しむ」市民ネットワーク・福岡の会が福岡市長選挙(11月7日告示、11月20日投票)で、
図書館に関する公開質問状を3人の立候補者に提出しました。公開質問状は添付資料4点と共に提出さ
れていますが、ここでは最初に添付資料の1点(資料A・質問の概要/背景)を掲載します。資料Aは、
『「図書館を楽しむ」市民ネットワーク・福岡』の会が、福岡市の図書館の何が問題であると考え、
どのような市民のための図書館になってほしいと考えているかが、簡潔に述べられているからです。
「私たちはなぜ、公開の質問をするのか? 公開の場で論議を!(資料A)
図書館砂漠のまち=福岡市を図書館のある街に 2022.11
住みよいまち、住み続けたいまち、市民が誇りとするまちには、
市民の暮らしの中に、市民の生活圏に、市民の身近に図書館が必要です!
【コロナの前、2018年度・平成30年度の統計でみると】
福岡市は図書館砂漠・・・市民の身近に図書館がない!
・市民1人当たり1年間の貸出冊数(貸出密度)2.6冊
政令指定都市20市の中で最下位 (第1位 さいたま市7.5冊の約1/3の貸出)
福岡県53自治体の中で50位 (県内1位 水巻町13.8冊)
※人口30万人以上で、望ましい貸出密度は8.7冊(日本図書館協会)
市民の生活圏=中学校区に1館の図書館を。
中学校区設置率(図書館数12÷市立中学校数69校×100)=16%
政令指定都市中、貸出密度1位のさいたま市は44%(約3倍)
福岡県内53館のうち13館が100%、苅田町は(200%➡)100%、かつ移動図書館)
【注:苅田町では分館3館のうち2館が廃止されたため100%となった。当初、苅田町200%で、
県内、第1位と記載していた。上記のように訂正いたします。】
資料費が図書館のいのち。 (市民1人当たりの資料費は)
リクエストしたら、「150人待ち」と言われたことも‼ 人口当たり資料費78円
政令指定都市中 16位、第1位は静岡市199円。 さいたま市は124円
福岡県内の図書館 第1位 築城町998円
職員体制が肝心要のことです!
・「人口150万の市の図書館で正規(専任)職員31人のうち、司書(専門職員)が2人って
本当ですか?」と、一体どれだけ県内外の市民(住民)から驚かれたことか。
さいたま市:専任職員165(うち司書)95・・・福岡市:専任職員31(うち司書2) ※
※北九州市との比較(2007・平成19~2020・令和2年)
北九州市立図書館 専任職員20人 (うち司書2 ➡39人(うち司書13)
福岡市立図書館 専任職員43人(うち司書12)➡31人(うち司書2)
※1年間の貸出しの70%を占める11館の分館は、専任職員が0である。
※館長と副館長は
2007年(平成19年)から2018年(平成30年)の12年間で、福岡市総合図書館の館長は9人と、
短い機関で変わっている。なお、同期間で副館長(事業管理部長事務代理)は6人で、3年1人、
1年1人、2年3人、2年目1人と、2年の任期が多い。いずれも短期間!
福岡市の図書館の今とこれからを考える、舵取り、要の専任職員が不在では。
すべての福岡市民が利用できる、図書館政策策定の早急な取り組みを!
まず、移動図書館の運行を!
「図書館を楽しむ」市民ネットワーク・福岡
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