2007年から糸島に移り住み、思いを同じくする人たちと「としょかんのたね・二丈」を始め、志摩地区の「みんなの図書館つくろう会」、二丈深江地区の「糸島くらしと図書館」の人たちと共に、糸島のより良い図書館づくりを目指して活動してきた。「糸島の図書館は今、どうなっているのか」、糸島図書館事情を発信し、市民と共に育つ糸島市の図書館を考えていきたい。糸島市の図書館のあり方と深く関わる、隣接する福岡市や県内外の図書館についても共に考えていきます。
2022年11月19日土曜日
福岡市長選挙 11の公開質問 No.102
11月20日投票の福岡市長選挙で、「図書館を楽しむ」市民ネットワーク・福岡の会では、
3人の立候補者に福岡市の図書館の今、これからについて候補者のお考えをお聞きするた
め返送の期日を指定させていただいて公開質問状を提出してきました。20日の投票日前
に候補者の回答を市民に公表したいと考えていたからです。しかしながら、残念なこと
に指定の期日を過ぎても、いまだどなたからも回答がありません。公開質問状は、市役
所の中にある記者クラブに持参し各新聞社にお渡ししましたが、未だ報じられてはいま
せん。このため、これからも回答が届き次第、届いた順に即時、公開を考えていますが、
まずは公開質問状でお聞きした11の質問の内容を市民のみなさんにお伝えしたいと考
え、質問の骨子をここに公開させていただきます。
記
福岡市長選挙立候補者様
「図書館を楽しむ」市民ネットワーク・福岡
(4名の連名)
図書館砂漠のまち・福岡市を、市民の身近に図書館のあるまちに
住みよいまち、住見続けたいまち・市民が誇りとするまちには、市民の暮らしの中に、
市民の日々の暮らしの生活圏に、市民の身近に図書館が必要です。
・・・・・・・福岡市立図書館のこれからについての公開質問状・・・・・・・
私たちは福岡市の図書館が、市民が「いつでも」「どこでも」(市内のどこに住んでいて
も)「だれでも」「なんでも」(市民が求める資料や情報はなんでも)利用できる図書館、
とりわけ図書館が市民の身近にあることを願って活動している市民の会です。今回の福岡
市長選挙に当たり、福岡市の図書館のこれからについて見解をお示しいただきたく、福岡
市立図書館のこれからについての公開質問状を送らせていただきます。
【以下の文は、12の質問のあとに掲載します。また、以下の質問は全文ではなく骨子】
次の図表(資料A〈質問の趣旨の概要〉、資料1~3)を見て、以下の質問にお答えくださ
い。回答は該当する数字に○をしてください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.私たちは私たちは福岡市の図書館においても、市民が「いつでも」「どこでも」「だ
れでも」「なんでも」利用できる図書館を、図書館運営の指針、目標とすることが肝要
だと考えるが、お考えは。①そのようには考えない(理由)②同じ考えである③その他
2.市民の図書館での利用(貸出密度)がとりわけ低い実態にたいしてのお考えは。
①特に対応を考えない②政策的対応(実態把握と計画立案が必要)③その他
3.図書館の利用度が政令指定都市中、最下位が長く続いている理由は何だと考えるか。
①市民の読書に対する関心が高くない②図書館が少なく、移動図書もない③その他
4.「望ましい基準」に基づいた取り組みが必要では。(住民の生活圏、利用圏に全域サ
ービス網の整備)①そのように考えない(理由)②早急に必要③その他
5.「望ましい基準」にのっとた迅速な取り組みの必要では(「運営方針の策定、公表」
「図書館サービス、運営の適切な指標の選定と目標の設定、計画の策定と公表)
①そのように考えない(理由)②早急な取り組が必要である。③その他
6.図書館の計画を市の長期的計画に組入れることについて①そのようには考えない(理
由)②財政的な裏づけをもった市の長期計画に入れる必要がある③その他( )
7.図書館計画策定には時間がかかるため、移動図書館を始めながら、計画づくりにかか
っては①そのようには考えない(理由)②同じ考え③その他( )
8.職員体制の整備が急務、まず、市の職員で司書有資格者で図書館勤務を希望する職員
の配置や信採用職員で司書を採用することが必要では。①そのように考えない②同じ
考え③その他( )
9.図書館の運営を民間に委託する指定管理者導入についての考えは(現在分館の2館に
導入、質問の前段で、市民の会では導入反対の2つの理由をあげている)①導入に賛
成(理由)②同じ考え。今後それが広がることをなくしていくことが大切③その他
10.図書館のいのち、市民にとっての魅力は蔵書の力、毎年の資料購入費にかかって
いる。市民一人当たり資料費(政令市20市中16位、20市中半数の10市が一人当たり
100円をこえている。福岡医でも100円以上の「資料費」の予算化を。①現行通り
(理由)②毎年度必要である③その他( )
11.「学校図書館の充実には図書館資料・じんざいが必要です。(文部科学省パンフレ
ット)」、このため2022年(令和4年)4月から「第6次学校図書館図書整備5カ年
計画」がはじまっている。これは公立小中学校の蔵書の充実と学校司書の配置を
推進することを目的に地方交付税措置されているもの。ただこれは市が予算化し
ないと使うことができない。どれだけ予算化するかは自治体の考えによるため、
自治体によって大きな格差が生まれている。福岡市では予算措置率が低い状態が
長く続いている。図書費と学校司書の配置については少なくとも『学校図書館図
書整備5カ年計画』どおりの予算化が必要では。①現行通りでよい②2023年度から
少なくとも交付される額の予算化が必要③その他( )
以上。
追記①、質問状の提出時、質問番号を11問を間違えて12としていました。ここにあらた
めて訂正します。
②上記のさいごの質問のあとに、公開質問状の前文を掲載します、としていました
が、それはブログナンバーを改めて掲載染ます。
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